話が大きいほど、
足元の精度が問われる。
資源案件を、話ではなく、確認可能な商流へ。
鉱物・金属資源の国際取引では、価格や数量より先に、誰が売主で、誰に権限があり、貨物がどこにあり、何で品質を確かめ、どの契約・物流・決済で動かすかを整理する必要があります。株式会社経営企画は、案件の一次評価から条件、資料、関係者、進行を整理し、進められる条件と進めない条件を明確にします。
初回フォームには、パスポート、銀行口座、最終買主名、未公開契約書等の機微情報を入力しないでください。まず概要のみを伺い、必要に応じて守秘と情報開示の方法を整理します。
資源案件が止まるのは、
価格が高いからだけではない。
主体が曖昧
売主、仲介、窓口、助言者が混在し、誰が契約・売却・署名できるのか分からない。
貨物が証明できない
写真や動画はあるが、保管場所、在庫根拠、仕様、原産地、第三者検査の方法がつながっていない。
条件が一本になっていない
数量、価格式、参照期間、品質、輸送条件、必要書類が、契約と物流で一致していない。
検査と決済の認識がずれている
現物を確認する時点と、銀行・取引書類に基づく支払条件が混同されている。
資源案件は、話が大きいから難しいのではありません。確認すべき項目が多く、一つの不一致が全体を止めるから難しいのです。
最初に、4つの層を確認します。
相手方と権限
- 法人の実在性
- 代表者・署名権限
- 売却・輸出等の権限
- UBO等の支配関係
- 受取口座と法人名義の整合
- 制裁・AML上の確認事項
貨物と品質
- 貨物の種類、仕様、数量
- 保管場所と在庫根拠
- 写真・動画の位置づけ
- 原産地・輸出関連資料
- 品質証明と第三者検査の方法
- 不一致時の対応
取引条件
- 契約当事者
- 数量・許容差
- 価格式と価格確定時点
- 引渡し条件
- 船積み・保険・通関
- 必要書類
- 決済方法と支払時点
実行体制
- 日本側・海外側の正式窓口
- 売主、買主、仲介、物流、検査、金融、法務の役割
- 情報共有と承認のルール
- 進行責任者と判断ポイント
- 試験取引と本契約の区分
- 継続・保留・終了条件
案件は、7つのゲートを越えて進めます。
- GATE 01
案件概要
対象資源、地域、想定数量、相手方、現在の資料、相談目的を整理します。
- GATE 02
守秘と情報開示
NDA等の目的を案件に合わせ、誰に、何を、どの段階で開示するかを決めます。
- GATE 03
KYC・権限
法人、代表者、UBO、署名権限、売却権限、口座名義等を確認します。
- GATE 04
貨物・品質
在庫根拠、仕様、原産地、保管場所、品質証明、第三者検査計画を整理します。
- GATE 05
条件
数量、価格式、参照期間、引渡し条件、検査、不一致時対応をそろえます。
- GATE 06
契約・物流・決済
契約当事者、必要書類、輸送、保険、通関、銀行説明、支払条件の整合を確認します。
- GATE 07
小ロット検証・継続判断
大規模な数量を前提にせず、可能な場合は小さな検証から始め、進める・保留する・終了する条件を明確にします。
必要書類と確認項目は、資源の種類、原産地、輸出入国、契約条件、金融機関等により異なります。法務、金融、貿易、検査等の専門判断は、案件当事者と適法な専門家・関係機関による確認を前提とします。
株式会社経営企画が
整理すること。
案件の一次評価
現在の情報で、何が確認でき、何が不足し、どこに重大な不一致があるかを整理します。
必要資料と質問事項
相手方、貨物、品質、原産地、契約、物流、決済に必要な資料と確認事項を一覧化します。
関係者と役割
売主、買主候補、窓口、仲介、物流、検査、金融、法務等の役割を区別します。
条件・課題管理
数量、価格、引渡し、検査、必要書類、支払条件を比較し、未解決事項を管理します。
面談・交渉の準備支援
面談の論点、質問、確認資料、次の成果物を整理します。
プロジェクト管理
担当、期限、資料、判断ポイント、次の行動を記録し、案件の進行を可視化します。
検証と中止条件
小ロット検証や段階確認を検討し、必要資料がそろわない場合の保留・終了条件を明確にします。
進めない判断も、
案件管理の一部です。
以下の状態では、無理に前へ進めません。
- 正式な契約当事者や署名権限が確認できない
- 貨物、在庫、品質、原産地の根拠資料がそろわない
- 写真・動画だけで第三者証明とするよう求められる
- 受取口座名義と契約当事者が一致しない
- 機微情報を、目的・守秘・必要性の確認前に求められる
- 誰が何の費用・報酬を負担するかが曖昧
- 契約、物流、検査、決済の条件が整合しない
- 必要な回答や資料が期限までに示されない
断ることや止めることは、案件を否定することではありません。確認できる範囲と、まだ信用を供与できない範囲を分けることです。必要な根拠が整えば再検討し、整わなければ別のルートへ切り替えます。
守秘は、情報を隠すためではなく、
正しい順番で出すために。
初期段階で必要なのは、案件の概要、相手方の役割、確認すべき資料です。パスポート、口座番号、最終買主、未公開契約等の機微情報を、相手と目的が定まる前に広く開示する必要はありません。
NDA等を用いる場合も、目的、対象情報、開示先、期間、非迂回等を案件に合わせます。NDAは、取引義務、独占、代理権、合弁、報酬発生を自動的に生むものではありません。
銀行、検査機関、保険、物流、法務等へ必要な情報を共有する場合は、必要性と守秘条件を整理します。
個別契約の作成、解釈、法的判断は、当事者と適法な専門家による確認を前提とします。
支援することと、保証しないこと。
支援すること
- 案件概要と現在地の整理
- 一次評価と不足資料の可視化
- 相手方、権限、貨物、条件の確認項目整理
- 関係者の役割と連絡経路の整理
- 面談、質問、資料、課題の進行管理
- 契約・物流・検査・決済に関する論点整理
- 小ロット検証と中止条件の検討
保証しないこと
- 売主、買主、貨物、在庫、品質、原産地、権限の真実性
- 取引成立、契約締結、輸出入、検査結果、支払、収益
- 特定相手の紹介や独占的な取引機会
- 書面による委任のない代理権、交渉権、署名権
- 写真・動画・資料を第三者証明として認定すること
- 法律、金融、税務、通関、検査等の資格・専門業務
コネクションと、
資源戦略は役割が違います。
コネクションデザイン
誰と、何のために、どの役割でつながるか。接続目的、情報開示、守秘、紹介後の進め方を整理します。
資源戦略デザイン
その先で、貨物、品質、原産地、契約、物流、決済、コンプライアンスを確認し、実行可能性を評価します。
よくあるご質問
まだ相手や条件が固まっていなくても相談できますか。
はい。初回は対象資源、地域、現在の相手、受領資料、分かっている条件等の概要から整理します。機微情報は最初から不要です。
売主や買主を紹介してもらえますか。
相手候補の存在、紹介、契約、取引成立は保証しません。個別に合意した範囲で、候補の整理、接続可能性の検討、関係者調整を行う場合があります。
写真や動画があれば、貨物の存在を確認できますか。
写真や動画は参考資料にはなりますが、貨物、数量、品質、所有権、保管場所等の第三者証明にはなりません。追加資料、KYC、第三者検査等を組み合わせて確認します。
KYCや品質検査を株式会社経営企画が行いますか。
必要項目と資料を整理し、関係者との調整を支援します。正式なKYC判断、制裁・AML判断、品質検査、法的評価等は、金融機関、検査機関、法務その他の適法な専門家・関係機関が行います。
L/C等の決済条件も相談できますか。
決済条件と必要書類の論点整理は可能です。ただし、銀行は貨物そのものではなく書類を扱うため、検査・検収の時点と支払条件を分けて設計する必要があります。具体条件は取引銀行、貿易・法務等の専門家と確認します。
最初から大口契約を目指しますか。
いいえ。案件の確度と条件に応じ、可能な場合は小ロットや段階確認から始めます。大きな数量ほど、確認工程を省かず、継続・中止条件を明確にします。
案件名より先に、
確認できていることを教えてください。
資源の種類、地域、相手の役割、手元にある資料、現在決まっている条件。その概要から、何を確認し、どこで止め、何がそろえば次へ進めるかを整理します。
初回相談では機微情報を求めません。銀行情報、本人確認書類、最終買主名、未公開契約書等は入力せず、概要のみをお送りください。